近藤篤山旧邸

篤山先生の教育と文化
近藤篤山は享和三年、賓師として小松藩に迎えられ、以来藩での教育に多大な貢献をしました。藩校「養正館」での教育をはじめ、広く民衆に日常の心がまえを解いた講義、私塾での教育など、その教育精神を当時の使用映像による解説をまじえながら紹介します。


近藤篤山とは
「伊予聖人」「徳行天下第一の人」とたたえられる近藤篤山は、幼少の頃より辛苦に耐え、苦学力行したと伝えられています。その生い立ちと業績をたどり、小松町の気風に影響を残したと言われる、篤山先生の人物像を映像で紹介します。

近藤篤山先生略年譜
明和3年 1766 宇摩郡土居町の高橋家に生まれる
明和8年 1771 生母の離別にあう
安永4年 1775 家産傾き、家族で別子銅山に移り、父が銅山役人となる。
天明8年 1788 大阪で儒学者、尾藤二洲の塾に入門する
寛政3年 1791 二洲先生、幕府儒官となり江戸へ移住する
寛政6年 1794 江戸の昌平こうに入門し、再度二洲先生の教えをうける
寛政9年 1797 江戸での勉強を終え郷里へ帰る
寛政10年 1798 川之江に私塾を開き門弟を教える
享和3年 1803 小松藩にまねかれ、藩校「養正館」儒官となる
文化3年 1806 現在の屋敷に移る
天保13年 1842 隠居をゆるされる、また40年以上の教育・徳行に対し、幕府より表彰される
弘化3年 1846 81歳をもって没す
篤山先生のゆるぎない道
篤山先生の残したもの


アクセス方法
■開館時間 午前9時30分〜午後4時
■休館日 月・火曜日、国民の祝日、年末年始(12月29日〜1月3日)
■お問い合わせ先
史跡 近藤篤山旧邸
〒799-1101 愛媛県周桑郡小松町大字新屋敷甲3069
TEL : 0898-72-6199